米国皮膚科学会が警告|ニキビを悪化させる10のスキンケア習慣を化粧品研究者が徹底解説

繰り返し生じるしつこいニキビ。皆さんの中には中々改善しないニキビに悩まされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ニキビは様々な原因によって生じますが、実はニキビの発生はスキンケアの影響も非常に大きいことが知られています。特にニキビを悪化させるスキンケア習慣が幾つか知られており、これらを意識的に避けるだけでもニキビを改善することが出来ます。
そこで本記事では、皮膚科学分野の世界的権威である米国皮膚科学会が発信する情報に基づいて、ニキビを悪化させる10のスキンケア習慣を現役の化粧品研究者である私なつなつが徹底解説します。
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ニキビが発生するメカニズムとは?
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ニキビを悪化させる10のスキンケア習慣とは?
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ニキビの悪化を防ぐためのスキンケア方法とは?
主に上記のポイントについてわかりやすく解説します。
簡単なスキンケアの工夫でニキビを改善できる可能性があります。ぜひ皆さんも本記事を確認しながら、ニキビを悪化させるスキンケアを行なっていないかチェックしてみてください。
それでは早速解説を始めていきましょう。
ニキビの発生メカニズム
さて今回はニキビを悪化させる10のスキンケア習慣について、米国皮膚科学会(AAD)が発信する情報を元に徹底解説します。
ニキビは様々な原因で生じますが、実はスキンケア習慣もニキビの発生に大きく関係しています。間違ったスキンケアを継続してしまうと、ニキビが中々治らないということも十分起こります。
そこで本記事では、皮膚科学分野の世界的権威である米国皮膚科学会の情報に基づいて、『ニキビを悪化させる10のスキンケア習慣』をエビデンスや補足情報を踏まえながら徹底解説します。
スキンケアが原因で知らず知らずのうちにニキビを発生させていた、ということが無いように、ぜひ本記事の内容を一つ一つチェックしてみてください。
さてまず初めに、ニキビを改善するために重要なニキビの発生メカニズムを簡単におさらいしていきましょう。
ご存知の方も多いと思いますが、ニキビは閉塞された毛穴の内部で炎症が進行することで発生します。