意外な落とし穴あり!?〇〇フリー処方の注意点と活用方法を化粧品研究者が徹底解説

化粧品売り場やドラッグストアを眺めていると、『〇〇フリー』と書かれた製品が増えたことにお気づきの方も多いのではないかと思います。
パラベンフリー・グリセリンフリー・紫外線吸収剤フリー・酸化亜鉛フリー・アルコールフリーなど、フリー訴求のバリエーションは年々広がっています。
こうした表示を見ると、何となく『余計なものが入っていない=肌に優しい』というイメージを持つ方が多いのではないかと思います。
しかし化粧品において何かを抜くという行為には、必ず何らかのカラクリや注意点があります。抜いた分をどこかで補っていたり抜いたことで別の犠牲が生じていたりと、単純に『抜いた方が良い』とは言い切れないケースがほとんどです。
そこで本記事では現役の化粧品研究者である私なつなつが、『〇〇フリー』処方を選ぶ際の注意点とフリー処方の活用のポイントを徹底解説します。
そもそも〇〇フリー処方とはどのような設計なのか?
様々なフリー処方に潜む意外な落とし穴とは?
フリー処方はどのようにスキンケアに活用すれば良いのか?
主に上記のポイントについて分かりやすく解説します。
フリー訴求は非常にキャッチーな一方で、その中身について正しく解説された情報はほとんど存在しません。ぜひ本記事を参考にして、フリー処方に関する正しい知識を身につけてみてください。
それでは早速解説を始めていきましょう。
『〇〇フリー』の基本的な考え方
さて今回は、意外と知らない化粧品の『〇〇フリー』の真相について解説していきたいと思います。
近年ではフリー処方の種類が増え、ドラッグストア等でも一般的に目にするようになりました。実際にフリー処方を使っているという方も少なからずいらっしゃるのではないかと思います。
フリー処方には余計な成分が入っていない分、肌に良いというイメージをお持ちの方も多いと思います。実際にフリー処方は、目的が合致すればスキンケアに有効活用できる場合もあります。
一方でネットやSNSにはフリー処方に関する誤った情報も多数存在しており、フリー処方について正しい理解が成されていないとよく感じます。
本記事ではそんなフリー処方の注意点や正しい活用方法について、現役の化粧品研究者が徹底解説します。本記事で解説するフリー処方は以下の4つです。
パラベンフリー(防腐剤フリー)
グリセリンフリー
紫外線吸収剤フリー
酸化亜鉛フリー
他では中々知ることが出来ないコアな化粧品知識を多数解説していますので、ぜひ今後の化粧品選びの参考にしてみてください。
さて個別の解説に入る前に、まずはフリー処方全体に共通する重要なポイントを解説しておきたいと思います。