プチプラとデパコスはどちらがオススメ?化粧品研究者が徹底解説!
ネットなどで定期的に話題になる「プチプラ vs デパコス」論争。
値段が高いデパコスこそ本当に効果が高いと主張する美容家もいれば、スキンケアにはプチプラ化粧品でも十分だと主張する皮膚科医もいます。
化粧品は値段が高い方が効果も高いという印象がありますが、高価な化粧品を使い続けるとお財布へのダメージも大きいですよね。果たして化粧品の価格と効果は本当に比例するのでしょうか?
今回はいつもと少し趣向を変えて、化粧品の価格と効果の関係性について、化粧品研究者の視点から分かりやすく解説したいと思います。
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化粧品の値段はどのようにして決まるの?
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結局プチプラとデパコスはどっちがオススメ?
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高い化粧品には多くの研究費が掛けられているって本当?
主に上記の内容について解説しています。
化粧品の価格と効果の関係性は、長年多くの皆さんが気になっている疑問だと思います。今回は現役の化粧品研究者の視点からこれらの疑問について切り込んでいきますので、本記事の内容はきっと皆さんの今後の化粧品選びの参考になるはずです。
ぜひ本記事を参考に、コスパ良く化粧品を選んでみて下さい。それでは早速解説を始めていきましょう。
化粧品の値段の決まり方
世の中には1000円以下の安い化粧品から1万円を超えるような高い化粧品まで、様々な金額の化粧品が販売されています。そもそも同じ化粧品でなぜこれほどまでに価格に差が出るのでしょうか?今回はこの仕組みについてまずは解説したいと思います。
そもそも化粧品の価格構成はどのようになっているのでしょうか?以下には、化粧品の販売価格を1000円とした時のおおまかな価格構成についてまとめてみました。もちろん製品やメーカーによって詳細は異なりますが、概ね平均的にはこんな感じだと思って頂いてOKだと思います。