日焼け止めの選び方・使い方に関するギモンに化粧品研究者が徹底回答

これからの季節、日焼け止めは肌を紫外線から守るための重要なスキンケアアイテムです。

そろそろ日焼け止めを買い始めたという方も多いと思いますが、一方で同時に日焼け止めの選び方や使い方に関する疑問も生じ始めているのではないでしょうか？

今回はネットやSNSで話題に挙がることの多い日焼け止めの選び方・使い方に関する様々なギモンについて、その答えを現役の化粧品研究者である私なつなつが徹底回答します。

今回解説する日焼け止めに関するギモンは以下の10個です。

• 日焼け止めは塗ってから20分経たないと効果がない？

• 曇りや雨の日は日焼け止めを塗らなくても良い？

• 日焼け止めのSPF・PAはどれくらいの数値を選ぶべき？
  

• SPF・PAが高い日焼け止めは肌の負担になる？

• ノンケミカルの日焼け止めは肌に優しい？

• スキンケア・メイク時の日焼け止めの使用順は？

• 紫外線防御効果のある下地を使っていても日焼け止めは塗った方が良い？

• 日焼け止めのこまめな塗り直しは必要？

• 石けんで落ちる日焼け止めでもクレンジングは行った方が良い？

• 去年使って余った日焼け止めを今年も使って良い？

上記の中には皆さんが気になっていたギモンもあるのではないかと思います。ぜひ本記事で日焼け止めに関する悩みを解消し、今夏のスキンケアに活用してみてください。

それでは早速解説を始めていきましょう。

さて今回はこれから本格化する日焼け止めシーズンに向けて、日焼け止めの選び方や使い方に関するよくあるギモンを徹底解説したいと思います。

言わずもがな日焼け止めは非常に重要なスキンケアアイテムですが、その選び方や使い方に関する質問は現在でも私の元に多く寄せられています。

そこで今回は日焼け止めの選び方や使い方に関する10個のギモンについて、化粧品研究者である私なつなつがエビデンスに基づいて徹底回答します。

これからの季節のマストアイテムとなる日焼け止めですので、ぜひ本記事で正しい選び方・使い方を学んでみてください。それでは早速一つ目のギモンから解説スタートです。

さてまず最初は『日焼け止めは塗ってから20分経たないと効果が無いのか？』という疑問です。これについては皆さんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか？

ネットやSNSの一部の情報において、日焼け止めは塗ってからしばらく肌に馴染ませないと効果を発揮しないと主張されています。果たしてこれは科学的に正しいのでしょうか？

実はこの噂の元となっていそうな論文があることを最近知りましたので、本記事ではこちらの内容を解説したいと思います。