化粧品メーカー各社の強みとする研究領域と独自技術を化粧品研究者が徹底解説

世の中には多数の化粧品メーカーが存在しますが、実は化粧品メーカーには各社それぞれ得意とする研究分野や領域があります。
各化粧品メーカーが得意とする研究領域や独自技術を知ることで、私たちはその得意分野に合わせた化粧品を選ぶことが出来るようになります。このような化粧品には非常に優秀な製品が多く、化粧品選びの際にも失敗が少なくなります。
今回は大手化粧品メーカーで研究開発を行なっている私なつなつが、化粧品メーカー各社が強みとする研究領域や独自技術について徹底解説します。
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各化粧品メーカーが強みを持つ研究領域とは?
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各化粧品メーカーの主力技術とは?
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世界で最も技術力が高い化粧品メーカーとは?
主に上記のポイントについて徹底解説します。
どの化粧品メーカーがどんな技術に強みを持っているのかを知ることは、今後の化粧品選びの参考にもなります。ぜひ本記事で化粧品メーカーの得意な研究領域について理解を深めてみて下さい。
それでは早速解説を始めていきましょう。
化粧品メーカーの得意領域
さて今回は通常の記事とは少し異なる内容として、国内外の化粧品メーカーが強みとする研究領域と主力技術について解説していきたいと思います。
皆さんもご存知のように、研究部門を持つ大手の化粧品メーカーは日頃から様々な研究活動を行っています。これらの研究で得られた知見や技術が、各社の最新の化粧品に取り入れられています。
一方で実は化粧品メーカーにはそれぞれ得意とする研究領域があり、この研究領域に関連する化粧品は特に性能が高いことが多いです。
例えば美白研究が強いメーカーの美白化粧品は優秀ですし、老化研究が強いメーカーのエイジングケア化粧品も優秀です。化粧品メーカーが強みを持つ研究領域を知ることで、優れた化粧品に出会う可能性も大きく高まります。
今回はこのような化粧品メーカー各社の技術に対する理解を深めることを目的として、化粧品業界で長年研究開発に取り組んでいる私なつなつの視点で各化粧品メーカーの得意とする研究領域・独自技術を徹底解説したいと思います。
中でも今回は、以下のメーカーを中心に解説していきます。
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資生堂
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花王・カネボウ
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コーセー・アルビオン
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ポーラ・オルビス
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ロレアル
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ロート製薬
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富士フイルム
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その他の化粧品メーカー
恐らくこのような化粧品メーカーの研究の強みに関するまとまった情報はネットを探してもほとんど存在しませんので、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
それでは早速ですが、資生堂の化粧品研究から解説スタートです。