遺伝に討ち勝つ|肌質改善メソッドを化粧品研究者が徹底解説
肌質は遺伝するという話を聞いたことがある方も多いと思います。
もし仮に肌質が遺伝によって決まるのであれば、私たちが毎日行なっているスキンケアには意味が無いのでしょうか?また遺伝による肌質の影響を乗り越えるために取るべきスキンケアとは、どのようなものなのでしょうか?
本記事ではこれまであまり解説してこなかった肌質と遺伝の関係性について、現役の化粧品研究者である私なつなつが科学的根拠に基づいて徹底解説します。
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肌質は本当に遺伝するのか?
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どんな肌質や肌トラブルが遺伝しやすいのか?
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科学的に正しい肌質改善メソッドとは?
主に上記の内容についてわかりやすく解説します。
肌質と遺伝の関係性は、分かっているようでまだあまり広く知られていません。しかしスキンケアを通して美肌を目指していく上では、遺伝の影響を考えることは避けては通れない道でもあります。
ぜひ本記事で肌質と遺伝の関係性を正しく学び、皆さんの今後のスキンケアに役立ててみてください。それでは早速解説を始めていきましょう。
肌質と遺伝の関係性
さて今回は、これまであまり深く解説してこなかった『肌質と遺伝の関係性』について詳しく解説していきたいと思います。
恐らくこの記事を読んでいる多くの皆さんが、肌質は遺伝するのか?という点について一度は疑問を持って考えたことがあるのではないかと思います。
肌質は遺伝で決まってしまうのでしょうか?そしてもし肌質が遺伝によって決まってしまうとすれば、私たちはスキンケアをいくら頑張っても肌を改善することは出来ないのでしょうか?
まず初めにいきなり結論から申し上げると、肌質は確かに遺伝の影響が非常に大きいと言えます。
しかしだからと言ってスキンケアでは何も出来ないかというと、そうではありません。科学的に正しいスキンケアに取り組むことで、遺伝の影響を限りなくゼロに近づけることは十分に可能です。
この具体的なスキンケア方法については本記事の後半で詳しく解説するとして、まずは肌質と遺伝の関係性に関する研究データをいくつか見ていきましょう。