スキンケア製品とヘアケア製品の違いは何?化粧品研究者が徹底解説

皆さんは肌に使用する製品と髪の毛に使用する製品の違いについて、考えたことがあるでしょうか?
例えば洗顔料とシャンプーはいずれも肌や髪の毛に付着した汚れを落とすための製品です。しかしこれらの製品が肌や髪の毛に合わせてどのように作り分けられているか、ご存知ですか?
また肌の汚れを落とす製品と言っても、洗顔料・ボディソープ・ハンドソープなど様々な種類が存在します。これらのスキンケア製品には、一体どのような成分の違いがあるのでしょうか?
今回は私たちの身の回りに存在する様々なスキンケア・ヘアケア製品の違いについて、現役の化粧品研究者である私なつなつが徹底解説します。
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スキンケア製品とヘアケア製品の成分の違いとは?
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ボディ用製品は洗顔料と何が違う?
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全身洗浄料はどのように作られている?
主に上記の内容について、一般には出回らない一歩踏み込んだ化粧品科学の知識を徹底解説します。なお本記事は、現役の化粧品研究者であるえびさん(X @ebibi673297)に一部ご協力頂きながら執筆しました。
それでは早速解説を始めていきましょう。
今回はスキンケア製品とヘアケア製品の違いについて解説したいと思います。この記事を読んでいる皆さんは、恐らく全員が以下の製品を毎日使用しているのではないかと思います。
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シャンプー
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トリートメント
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ボディソープ
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洗顔料
シャンプーで髪を洗いトリートメントでダメージを補修する。顔は洗顔料、身体はボディーソープで洗っている方がほとんどだと思います。
このように私たちの身の回りには、髪の毛や肌をケアするための様々な製品が存在します。一方でこれらの製品の使い分けについて皆さんは考えたことがあるでしょうか?
例えばシャンプーで身体を洗ったり、ボディーソープで髪の毛を洗ってはいけないのでしょうか?最近では髪の毛も身体も洗える全身洗浄料も販売されていますよね。この疑問について、皆さんは正しい科学的根拠をもって答えられるでしょうか?
今回の記事では髪の毛や顔・身体をケアする製品がどのような成分特徴を持ち、これらの製品を私たち化粧品研究者がどのように作り分けているのかについて解説したいと思います。
あまり一般には出回らない化粧品科学の知識を詳しく知ることができる記事となっていますので、ぜひ最後までご覧頂ければと思います。